志望校入試対策の計画シートの作成
学習は、下記1.~7.の計画シートを作成することから始まる。
各シートを印刷して自分だけのストックファイルとワーキングノートを作成する。
各シートはA4紙(またはB5紙)に印刷する。印刷はコピー用紙でもルーズリーフでも、自分の使いやすい方でよい。ルーズリーフを綴じるバインダーは、普通のルーズリーフバインダーでもよいが、日々確認できるように、見開きにできるリング金具やバインダーノートが便利である(【外部リンク】-【学習ツール】参照)。各シートは、ストック用とワーキング用の2冊のバインダーに分けるのが使いやすい。
さあ、まずは各シートを印刷することから始めよう!
1.Goalシート作成
入試本番までに、自分がどの学力レベルに到達していなければならないか、目標点を明らかにする。
(1) メニュー【計画シート】-【Goalシート】から、Goalシートを印刷する
(2) メニュー【外部リンク】-【入試情報】から、志望校の入試情報を収集して記入する
(3) 共通テスト、2次試験の想定得点を設定し、入試本番の目標点を決定する
*記入したGoalシートは、1冊目のストック用バインダーに綴じる
2.deltaシートの作成
各科目について、入試レベルと現在レベルとのギャップを明らかにする。
(1) メニュー【計画シート】-【deltaシート】から、trendシートを印刷する
(2) trendシートに、科目ごとの出題傾向を記入する。大問の内容は、メニュー【外部リンク】-【入試情報】(または【過去問集】)から調べる
(3) メニュー【計画シート】-【deltaシート】から、deltaシートを印刷する
(4) deltaシートに、入試本番の出題予想に対する学力到達度を差分として記入する。差分については、過去問を解いた結果や模試の結果を、差分9~0で評価する
*過去問を解いていない場合は、現時点での自信でOK
*サイクルが回りだすと、Cシートの結果が反映される
*記入したdeltaシートは、1冊目のストック用バインダーに綴じる
3.Cシートの作成
志望校の過去問を解き、科目ごとの出題傾向と入試レベル(難易度など)、自身の現在レベルを明らかにする。
(1) メニュー【計画シート】-【Cシート】から、Cシートを印刷する
(2) メニュー【マイルストーン】-【過去問】を参考に、志望校の過去問を入手する
(3) 過去問を解いて自己採点し、その時点の学力レベルを確認する
(4) 入試レベルと現在レベルとの差分をdeltaシートに記入する
*過去問以外でも、大学別模試(冠模試)や模試過去問でもよい
*記入したCシートは、1冊目のストック用バインダーに綴じる
4.Aシートの作成
各科目について、学力ギャップを埋めるための学習教材を決める。
(1) メニュー【計画シート】-【Aシート】から、Aシートを印刷する
(2) 学習教材は、目的を明確にして取り組めるものであれば、なんでも活用できる(学校教材、学習塾の教材、市販問題集、通信講座など)
(3) 取り組む教材とその範囲を具体的に記入する
*志望校の入試問題と出題範囲や傾向が合致するものを選ぶ
*記入したAシートは、2冊目のワーキング用バインダーに綴じる
5.MSシートの作成
直近のマイルストーン(中間目標地点)を決定する。
(1) メニュー【計画シート】-【MSシート】から、MSシートを印刷する
(2) メニュー【マイルストーン】から、模擬試験の日にちと試験内容を決定する。模擬試験は、志望大学の過去問、または志望大学の冠模試がよい
*過去問の模擬試験は全科目でなくてよい
*メニュー【マイルストーン】-【大学別模試(冠模試)】を参考に、大学別模試(冠模試)をマイルストーンとしてもよい
*学校指定の全国模試や塾で受ける校内模試があればそれをマイルストーンとしてもよい(ただし重点学習はAシートの内容)
*マイルストーンは1か月に1~2つが目安
*記入したMSシートは、2冊目のワーキング用バインダーに綴じる
6.Pシートの作成
次のマイルストーンまでの実行計画を立てる。
(1) メニュー【計画シート】-【Pシート】から、Pシートを印刷する
(2) MSシートからマイルストーンの日にちを記入し、Aシートの学習教材の取り組む内容(科目、単元、ページ番号など)を割り付ける
*記入したPシートは、2冊目のワーキング用バインダーに綴じる
7.Doシートの作成
日々着実に実行する。
(1) メニュー【計画シート】-【Doシート】から、Doシートを印刷する
(2) 日々の計画を記入する
*計画は週間まとめてでも一日ずつでもよいが、必ず前日以前に計画してから当日を迎えること
*記入したDoシートは、2冊目のワーキング用バインダーに綴じ、見開き面にしていつでも確認できるようにするとよい
注意点
注意点はA~Cの三つ。A:立てた計画は必ず実行すること B:できなければ都度修正すること C:睡眠はしっかり取ること
AとBでは、Aに重きを置いた方がよい。Cは最も重きを置くべきである。本サイトで提示している、差分学習とCAP-Doサイクルによる学習術の最大の特長は、現在レベルから志望校合格レベルまでを最短距離で結ぶことである。(睡眠を犠牲にすることは本学習術の敗北であるに等しい)